八女市前古賀 T様邸 新築工事
もう8月のことになりますが、八女市で地鎮祭をとり行いました。
T様は堤工務店の大工さんの息子さんで、私からすると従兄弟になる方です。
①修祓(しゅばつ)でお祓いをしていただき、②降神の儀(こうしんのぎ)で神主様が「オオー」という声を出して神様が祭壇に降臨してきます。
③献饌(けんせん)で神主様がお供えものを神様に召し上がっていただくために、御神酒の蓋を取ります。
④続いて祝詞奏上(のりとそうじょう)です。
これから先この土地をお借りして家を新築する事を神様に奏上する儀式です。
神主様が紙に書かれた文章を読み上げます。文章の内容は少し難しい言葉で言われますのでわかりにくいですが、施主様、施工業者を神様に紹介し、工事の安全をい祈る言葉が綴られています。
⑤四方祓いの儀(しほうはらいのぎ)
神主様が敷地の四隅と地鎮の儀(じちんのぎ)で使用する道具と土地を収める場所をお祓いしていただきます。
この時は神主様次第ですが、塩だけじゃなくイリコや御神酒などで清める場合や小さく切った紙などで清める場合があります。
続いて⑥地鎮の儀(じちんのぎ)です。
建主様に刈初めの儀(かりそめのぎ)を行ってもらいます。
続いて奥様に鍬入れの儀(くわいれのぎ)を行っていただきます。
最後に杭打ちの儀(くいうちのぎ)を棟梁と、 基礎工事を施工していただく左官さんに行っていただきます。
この一連の儀式のコツは恥ずかしがらずに3回『エイ、エイ、エイ』と大きな声で儀式を行うことです。失敗なんかないですから楽しみながら行ってほしいですね。
⑦玉串拝礼(たまぐしはいれい)です。
参列者全員で建主様から順番に祭壇の前に立ち、玉串を捧げて工事の安全を祈願いたします。
神主様から玉串を受け取り、受け取った玉串を時計回りに回して祭壇にお供えします。
その後、2礼、2拍手、1礼して最後に軽くお辞儀をします。
お正月などで神社を参拝する方式ですね。
⑧徹饌(てっせん)は最初の方の献饌の逆の行動です。
神主様が御神酒の蓋を閉じ御供物をお下げすると言った儀式です。
⑨昇神の儀(しょうしんのぎ)です。
神様に元の場所にお戻りいただく儀式です。神主様が再び「オオー」と声を出されるので低頭のまま神様が昇神するまで静かに待ちます。
⑩直会(なおらい)
最後に御神酒を参列者全員でいただき地鎮祭は終了です。
最近は車で地鎮祭の場所まで来ていただくので、お酒はいただかずに残った御神酒は土地にお供えすることが多いです。
地鎮祭が終わるといよいよ工事着工です。建物の場所を建主様に確認していただき、床掘、杭打ち作業に入っていきます。
工事中は安全第一で職人さんに事故過ちなどなく竣工を迎えてほしいですね。
株式会社堤工務店
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